○日田玖珠広域消防組合職員服制規則
平成19年4月1日
規則第17号
(趣旨)
第1条 日田玖珠広域消防組合の消防職員(以下「消防職員」という。)の服制及び服装は、別に定めるもののほか、この規則の定めるところによる。
(服装)
第3条 消防職員の服装は、帽子、上衣、ズボン、ネクタイ及び靴を着用することをいう。ただし、夏期及び特に消防長が認めるときは、ネクタイを用いなくてもよい。
第4条 儀式、祭典等の場合は、必ずネクタイを用い、白色のワイシャツを着用するものとし、かつ、白色の手袋を用いることができる。ただし、夏服のときは、この限りでない。
第5条 制服は、冬服及び夏服の2種とし、着用期間は次の区分による。
(1) 冬服 10月1日から翌年5月31日まで
(2) 夏服 6月1日から9月30日まで
2 活動服は、普通活動服及び夏活動服の2種とし、着用期間は次の区分による。
(1) 普通活動服 11月1日から翌年5月31日まで
(2) 夏活動服 6月1日から10月31日まで
3 前2項によるもののほか、季節の実状により、消防長が認めるときは、各々その期間は伸縮することができる。
第6条 甲種外套は、冬服(10月1日から翌年3月31日まで)の間防寒のため室外において着用するものとする。
第7条 乙種外套は、雨雪の際着用するものとする。ただし、時宜により甲種外套の上に着用しても差し支えない。
第8条 ワイシャツ、ネクタイ等は、制服用として見苦しくないものを用いなければならない。
第9条 靴は黒色の短靴とし、職務遂行に耐え得るものを用いなければならない。ただし、消防長が必要と認めるときは、ゴム製のものを用いることができる。
第10条 儀式等隊をなす場合は、各一斉の服装をしなければならない。
第11条 消防作業の場合は、特殊の帽子、外套、手袋その他貸与品を着装するものとする。
(委任)
第12条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防長が定める。
附則
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和元年9月25日規則第4号)
この規則は、令和元年10月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
冬帽 | 色 | 濃紺 | |
製式 | 円形とし、前ひさし及び顎ひもは、黒色とする。 顎ひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は、図のとおりとする。 | ||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は、濃紺とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
周章 | 帽の腰周りには、黒色のなな子織を巻き、消防司令以上の場合には蛇腹組金線及び蛇腹組黒色線を、消防司令補の場合には蛇腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
夏帽 | 色 | 紺 | |
製式 | 円形とし、前ひさし及び顎ひもは、紺又はその類似色とする。 顎ひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。天井の両側にはと目を付け、通風口とする。 腰は藤づるあみとし、すべり革には、所要の通風口を付ける。天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状は、冬帽と同様とする。 | ||
き章 | 冬帽と同様とする。ただし、台地は紺とする。 | ||
周章 | 帽の周りに、紺又はその類似色のなな子織を巻くものとする。 | ||
略帽 | 色 | 濃紺 | |
製式 | 前ひさしは、濃紺とする。 M型キャップ6面式(アポロ型)とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
き章 | 金色地質製消防章とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
保安帽等 | 保安帽 | 色又は地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 |
製式 | 円形とし、内部に頭部の震動衝撃を防ぐ装置を付ける。 顎ひもは、合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||
き章 | 銀色黒地接着消防章とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
周章 | 帽子の腰周りに銀色反射線を巻くものとする。 寸法は、図のとおりとする。 | ||
防火帽 | 色又は地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の震動を防ぐ装置を付ける。 前後部にひさしを付け、顎ひもは合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||
き章 | 銀色金属製消防章とする。 台地は、地質と同じものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
周章 | 帽の腰周りに一条の銀色反射線を付ける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||
しころ | 色又は地質 | 銀色又はグリニッシュイエロの耐熱性防水布又は石綿混紡の織物とする。 | |
製式 | 取付金具により保安帽に付着させるものとし、前面は両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 | ||
周章 | しころ周りに黒の反射線を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 |
前面 | 折り襟 胸部は二重とし、消防章を付けた金色金属製ボタンを二行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
階級章 | 黒の台地とし、上下両線に金色ししゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
消防長章 | 銀の台地とし、金色線三条及び黒色線二条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
袖章 | 黒色しま織線一条に、消防指令補以上は蛇腹組金線一条を、消防士長は蛇腹組銀線一条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
襟章 | 左襟に日田玖珠広域消防組合消防を表徴するバッチ1個を付ける。 | ||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青 |
製式 | シャツカラーの長袖又は半袖とする。 淡青又はその類似色のボタンを一行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、襟側を淡青又はその類似色のボタン1個で留める。 | ||
袖 | 長袖又は半袖とする。 | ||
襟章 | 左襟に日田玖珠広域消防組合消防を表徴するバッチ1個を付ける。 | ||
階級章 | 冬服上衣と同様とする。 | ||
消防長章 | 冬服上衣と同様とする。 | ||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | |
製式 | 冬服下表と同様とする。 | ||
普通活動服 | 上衣 | 色 | 略帽と同様とし、襟、肩及び背面上部(図中網掛け部分)にオレンジ色を配する。 |
製式 | 長袖とし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||
階級章 | 黒色布製の台地とし(マジック式)、上下両線に金線ししゅう状を施し、中央に平織金締及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||
ズボン | 色 | 略帽と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||
夏活動服 | 上衣 | 色 | 普通活動服と同様とする。 |
製式 | 普通活動服と同様とする。 | ||
階級章 | 普通活動服と同様とする。 | ||
ズボン | 色 | 普通活動服と同様とする。 | |
製式 | 普通活動服と同様とする。 | ||
防火衣 | 色又は地質 | 銀色又はグリニッシュイエロの耐熱性防水布又は石綿混紡の織物とする。 | |
製式 | 折襟、ラグラン袖式バンド付きとする。 肩及びその前後に対衝撃材を入れ、上前は5個のフックとしポケットは左右側腹部に各1個を付け、蓋を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
甲種外套 (防寒衣) | 色又は地質 | 濃紺の合成繊維又は綿混紡の織物とする。 | |
製式 | 前合せはファスナーとし、左胸、背中に所定のマーク、着たけが腰までのジャンパー式とする。 | ||
乙種外とう (雨衣) | 色又は地質 | 白、黒の表面合成樹脂による防水加工品とする。 | |
製式 | ステン襟水平袖とし、胸部及び背部に通気用スリットフード取付とする。 前合せは、ボタン5個留めとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||
ズボン | 両脇ポケット位置に切通し(ポケットなし)吊紐兼腰紐付裾にトメバンドを付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
ネクタイ | 濃紺の織物とする。 | ||
手袋 | 白の織物とする。 | ||
バンド | 合成織椎とし、前金具の中央には消防章を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
靴 | 黒色の短靴とし、防火用は銀色又は黒色のゴム長及び安全靴(編み上げ)とする。 ゴム長は、踏抜き防止板を底に入れる。 |
別表第2(第2条関係)
冬救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケとする。 | |
製式 | 前面 | 台襟付きシャツカラーの長袖とし、ウエストラインにタックを入れる。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットを付け、胸部左右のポケットには蓋を付ける。 襟に、ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白のブロードのかえ襟を付ける。 胸部左のポケット上部に、地質と同じ台地に消防本部名を濃い灰色糸でししゅうしたししゅうネームを縫いつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、襟側を地質と類似色のボタン1個で留める。 | |||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、胸部右ポケット上部に付ける。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニーとする。 | ||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。左右後方のポケットは、ボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
盛夏救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい黄色みの灰色で、ポリエステルを使用したピンホールトロピカルとする。 | |
製式 | 長袖又は半袖とし、その他は冬救急服上衣と同様とする。 ただし、半袖の場合は、左肩下のポケットを付けないものとする。 形状は図のとおりとし、図中二重斜線部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。 | |||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降トロピカルとする。 | ||
製式 | 冬救急服ズボンと同様とする。 |
図 略