住宅火災の予防について
登録日
住宅火災によって毎年全国で約1,000人の方が亡くなっています。
その半数が「逃げ遅れ」によって亡くなられており、死者の約7割を
65歳以上の高齢者が占めています。
🔶死者を伴う住宅火災の原因(全国)
・・・「たばこ」「ストーブ」「電気器具」「こんろ」が主な原因
住宅火災の着火物(発火源から最初に着火した物)別死者数(放火自殺者を
除く。)では、寝具類に着火した火災による死者が最も多く、衣類、屑類と
なっています。
住宅や財産、命をも奪う火災から、火災の発生や命を守るために・・・
『住宅防火7つのポイント』
日頃から「3つの習慣」と「4つの対策」
<3つの習慣>
火災の発生を防ぐため、3つの習慣を守りましょう。
①寝たばこは絶対にしない。
②ストーブの近くに燃えやすいものを置かない。
③こんろに火を点けたままで、その場を離れない。
<4つの対策>
万一火災が発生しても、被害を抑え命を守るために、日頃から4つの対策を取り
ましょう。
④逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
⑤寝具やカーテンなどには防炎製品を使用する。
⑥火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器を設置する。
⑦日頃から隣近所との協力体制を作る。
◇逃げ遅れを防ぐために、「住宅用火災警報器」を適切な場所に
設置しましょう。
住宅用火災警報器は、「寝室」と「寝室がある階段の上部」に設置する必要が
あります。適切な場所に住宅用火災警報器を設置しましょう。
また、住宅用火災警報器がきちんと作動するか定期的に点検し、10年を目安に
交換しましょう。