年末年始の火災予防
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この時季は空気が乾燥し、火気を使用する機会、暖房器具を使用する機会
が増え、火災の起こりやすい時季となります。また、年末年始は初詣や外出
する機会も増え、慌ただしくなります。お出かけ前や就寝前には、火の元に
十分注意し、火災のない年末年始を過ごしましょう。
【家庭の防火】
(1)外出する前や就寝前には、必ず火の元を確認しましょう。
(2)暖房器具は定期的に点検を行い、調子の悪い器具は専門業者に点検してもらいま
しょう。
(3)家の周囲などには燃えやすいものは置かない、放火されない環境を作りましょう。
(4)子どもの火遊びに注意しましょう。
【事業所の防火】
(1)百貨店、旅館、ホテル、飲食店等の不特定多数の人が出入りする場所で、火災が
発生すると多大な被害が予想されます。消防設備の設置、点検、消防訓練を徹底
し、安全確保を図りましょう。
(2)年末年始が休日になる事業所では、定期的に巡視を行いましょう。
【こんなところにも注意が必要です】
●消毒用アルコールは非常に燃えやすいものです。火気などの近いところでは使用し
ない。
●タバコの投げ捨てをしない。
●コンセントのほこりを定期的に掃除する。
●暖房器具は点検してから使用する。
●ストーブの上に洗濯物などを干さない。
●石油ストーブは火を消してから給油する。
住宅防火 いのちを守る7つのポイント –3つの習慣・4つの対策–
<3つの習慣>①寝たばこはしない。
②ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
③ガスこんろなどを使用中は、その場を離れない。離れる場合は、
必ず火を消す。
<4つの対策>①逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置しましょう。
②寝具、衣類、カーテン等は防炎品を使用しましょう。
③火災を小さいうちに消すため、住宅用消火器を設置しましょう。
④日頃から、隣近所の協力体制を作りましょう。